手のツボ刺激で内臓と脳を活性化【手のひらのツボ編】


東洋医学では、身体の内臓とつながっているのは、血管や神経だけでなく「気」のエネルギーが通る回路があると考えられてきました。

「気」の回路が経絡・ケイラクといいます。
そして「ツボ」はその回路の駅のような役割で、そこから「気」が入ったり出たりするという考え方です。

そのツボを刺激することによりビビッと「電気」が走るような感覚があったり、「元気」が湧いたりするでしょう。
「気」が関係しているからです。

12本の経絡のうち、6本が手からスタート・ゴールしています。
それだけ手には重要なツボが集中しているのです。

ですから手のツボを刺激すると「なんだか調子がいい」状態になれるという報告もあります。 また、手のツボは仕事中のちょっとした休憩時間や、つまらない会議の時間でもカンタンに自分ひとりで押さえたり、もんだりできますよね。



■手のひらのツボ

手のひら

◆親指
親指は「肺経」の経絡で、呼吸器や皮膚の機能を調整する役割を持っています。

●魚際(ぎょさい)…湿疹に効果があります。手のひらの親指の付け根にある大きなふくらみの真ん中にあり、反対側の親指でじっくり押し込んでいくように刺激してみてください。

●太淵(たいえん)…風邪の季節、咳・セキに効果があります。手のひらを上にして手首を手前に曲げた時、親指側に出る横シワの端の脈が感じられるところ。親指や手の腹で押したりさすったりしてみてください。


◆中指
中指は「心包経」の経絡で、自律神経や目の働きを調整する役割を持っています。

●労宮(ろうきゅう)…疲れや多汗に効果があります。手のひらのほぼ中央より少し親指側。手を握った時に中指が当たる所あたり。親指で強めにじっくりと指圧してみてください。


◆小指の内側
小指の内側は「心経」の経絡で、心臓・血管機能を調整する役割を持っています。

●神門(しんもん)…便秘に効果的。手のひら側の手首、小指の付け根にある小さな骨の親指側のくぼみ。親指と人差し指・中指でつまむように軽く押さえましょう。ゆっくりじっくり刺激するのがコツです。